たまたま聴いたMISIAの『MARVELOUS』が良くて、繰り返し聴いてましたが、そもそも俺ってソウルフルな女性ボーカルですっごい人知ってたはずじゃない?と、iPodの底の方から久しぶりに取り出してきて昨日の夜に帰りの電車で聴いたのが吉田美奈子の『gazer』。
吉田美奈子は大学の頃によく聴いていて、お兄さんで大瀧詠一とか山下達郎のミキサーをやっていた吉田保さんが、バイト先のレストランにときどき家族で食事に来ていたので知り合いになって、その後で吉田さんの家に食事に招かれたりして、もう少しで吉田美奈子本人に会えそうで会えないニアミスなんかもあったりして・・・(笑)、そんな余談は別にして、とにかく自分の中では何というか、「別格」なんです。歌が半端じゃなく上手いだけではなくて、歌に乗せる「何か」みたいなものがスゴすぎ(たとえばYUIは歌がマジで下手くそだけど、歌に乗せる「何か」が好き、みたいな・・・)。
『gazer』は大学卒業してしばらく経って出たんだけど、今回聴いたのはどれくらいぶりだろう。10年ぶりくらいかな。すっかり忘れていたよ。つい先日、吉田美奈子の『モノクローム』は聴いたんだけど、『gazer』がこれほどだったとは! このアルバムは吉田美奈子の「良さ」が凝縮されていると思う。清水靖晃(だよね)のサックスもぶっ飛んじゃってて、のけぞってそのまま倒れて死んじゃいそうに良い。
たぶん『gazer』の良さは伝わらないと思う・・・。吉田美奈子ファンも評価しないんじゃないかな。でも本人はこういうのを一番作りたいんじゃないかと思う。なんて言うか、iPodで聴いているうちに、『gazer』にのめり込んでいく自分を客観的に見て後ろめたくなってしまった(笑)。そういう「裏」とか「悪」を感じてしまう。しばらく『gazer』に打ちのめされる日々を送ることになりそうです・・・。
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